歯列矯正といえばワイヤーが主流ですが、最近ではマウスピース矯正もかなり一般的になりましたね。
私も自分の歯並びについては無自覚なまま過ごしていたのですが、自分の横顔の写真を見て「あれ、もしかしてソフト出っ歯?」と気になり、一念発起してキレイラインのマウスピース矯正をはじめました。
なぜマウスピース矯正を選んだのか、実際にやっておいた方が良かったことなどをまとめましたので、迷っている方はぜひ参考にしてください。
結論から
以下に当てはまる方はマウスピース矯正をおすすめします。とゆうか、マウスピース矯正で十分です。
✔ 完璧を求めない。もしくはそこまで歯並びが悪くない
元々の歯並びが重度に歪んでいたり、芸能人のような完璧な歯並びを目指す場合は抜歯しての歯列矯正になることが多いです。
マウスピース矯正はワイヤーに比べると矯正力が劣るので、根本的な矯正を望む場合はワイヤー矯正を選ぶのが結果的に近道です。カウンセリングの際に歯医者さんに聞いてみましょう。
✔ できるだけ費用を抑えたい
✔ コツコツ積み上げることが好き
マウスピースの着用時間がそのまま効果につながるため、真面目な人・コツコツ頑張れる人は向いてます。
✔ ここ数年間に成人式や結婚などのイベントを控えている
ワイヤーも取り外すことはできますが、都度費用が発生します。前撮りとかも含めると鬱陶しいですよね。
マウスピース矯正のメリット
✔ 矯正中であることが周囲に気づかれにくい。
私自身も言われたことはなく、人の矯正に気づくこともありませんでした。旅行中など一緒にいる時間が長くなる友人には自分から伝えていました。
✔ 着脱が可能なので、普段の生活と変わらない。
ワイヤーだと弾力のある食べ物はNGですよね。飲食における制限がないのはストレスフリーです。
✔ ワイヤー矯正と比べてかなり低コスト
人によりますが、私の場合はワイヤー矯正(90万〜100万)の3分の1の費用(35万程度)でした。
マウスピース矯正のデメリット
✔ 食事前後の着脱やマウスピースの手入れが面倒
これオブこれです。ふとお菓子をもらった時や、食べ歩きなど、想定外に飲食が始まると自分だけトイレに立つのが面倒でした。
ただ言い換えると、食事と(歯磨きと)マウスピース装着が基本セットになるので、間食を防げて一石二鳥とも言えます。矯正とダイエットって相性いいんですね。
始める前にやった方がよいこと
始める前にぜひ複数のクリニックのカウンセリングを受けてみましょう!
ネットでも料金体系は調べられますが、矯正はもちろん高額な買い物になりますし、最低でも2〜3年間は選んだ歯科医院に通い続けることになるので、「信頼できるか(コストに見合った技術、サービスか)」「通いやすいか」を実際に確認することを強くおすすめします。
私も6ヶ所相談に行きましたが、大体の相場や自分の歯並びに対するお医者さんたちの見解(の違い)を聞くことができたので、ぼんやりしていた矯正に対するイメージが具体的になりました(そのクリニックで施術した症例の写真なども見せてくれます)。
私はいろいろ相談した結果マウスピース矯正で十分やなと思い、キレイライン矯正にしました。
どこを選ぶかは最後は自分の判断なので、納得して通える歯科医院を見つけてください。
矯正中にやった方がよいこと
超音波洗浄機を買う
始めた当初の自分に言いたいことNo.1です!
マウスピースは専用の洗浄剤に浸けたり、ブラシで磨く(マウスピースに傷がついてしまうので研磨剤入りの歯磨き粉はNG)等のメンテナンスが一般的かと思います。
私も最初の1年は上記の方法でやりくりしていたのですが、どうしても色素沈着や汚れが定着してしまうんですよね…
更にリテーナー期間以降は1つのマウスピースを使い続けることを知り、「無理ゲーやん」と思って超音波洗浄機を購入しました。
手で磨くより楽だし汚れも落ちるしということで、まじで最初に買っとけばよかったです。アクセサリーや時計の洗浄にも使えますし。
私は値段がリーズナブルな以下を購入しました。
アプリで装着時間を記録する
私は「TrayMinder」というアプリで記録していました。アプリでON・OFFを記録することで、なあなあになってしまうことを防げます。
医療費控除を申請する
必ず控除が受けられるとは限らないようですが、お得な制度なので必ず申請はしましょう。
蛇足ですが、ふるさと納税を利用している方はワンストップ特例制度を使っても結局すべて確定申告するはめになるのでご注意を!(だったら5自治体とか気にしないで寄付すればよかったなって…私です。)
定期的な歯科検診
これは矯正が原因とは言えないのですが…期間中に軽度の歯周病になってしまいました。涙
私の通っていたクリニックは一般歯科の診療をやっていないので、通常の診察は行いません。矯正を開始して約1年間ほど一般歯科に行くのをサボってしまい、久しぶりに行った検診で指摘を受けかなりショックを受けました。
マウスピース着用前の歯磨きを心がけてはいたものの、できない時やマウスピースをつけたまま飲み物を飲むことはどうしてもあります。全然あります。
カバーを常に装着しているという口腔環境を考えても、定期検診でのチェックは意識されたほうがよいです。
- マウスピース矯正はワイヤーと比べてメリット多し。唯一劣るのは矯正力。
- 年単位で通うことになるため、複数の歯医者さんをまわって納得いくまでカウンセリングを受けましょう。
- 矯正中も歯・器具のメンテナンスは怠らずに。
体験を踏まえて色々とお伝えしましたが、つまるところ私も「矯正してよかった」と思うひとりです。
長い期間での取組みになるので、善は急げですよ〜!
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